2019年 コーポレート レスポンシビリティ レポート
アルコンは、独立上場企業となって初めてとなる「 2019年 コーポレート レスポンシビリティ レポート」(CRレポート)を発行しました。
アルコンのミッションである「私たちは、人々に素晴らしい視界がもたらされるよう貢献します」は、すべてのステークホルダーの方々に充実した人生を送っていただきたいという私たちの思いに根ざしています。そして、私たちはそのミッションを果たす上で、スチュワードシップに責任を持って取り組むことが重要だと考えています。
アルコンはお客様、患者様、社員、そして、私たちが住み働く地域社会にコミットしています。CRレポートはこうした私たちのコミットメントを反映しており、私たちが果たす企業責任のロードマップを示しています。
アルコンは企業の責任を果たす上で、4つの柱を軸にしています。
- お客様と患者様の利益:医療のイノベーション、製品品質や患者様の安全、医療へのアクセスや価格設定
- 環境への配慮:持続可能な製品やサービス、環境フットプリントの削減
- 望ましい職場環境:人財確保と維持、ダイバーシティ&インクルージョン、健康と安全
- 誠実な事業敢行:ビジネス倫理、責任ある購買とサプライチェーン、サイバーセキュリティとデータプライバシー
それぞれの柱におけるハイライトは以下のとおりです(以下はアルコンの世界全体のデータを示しています)。
お客様と患者様の利益- 世界全体で2019年に主要58製品の承認を取得
- 眼科医療に恵まれない地域や国において、白内障治療の革新的な技術を普及させるために実施された、アルコンの超音波水晶体乳化吸引術普及プログラムに4,000名以上の医師が登録
- 金銭的寄附を行う「アルコン基金」や、メディカルミッションや医師のスキルアップのために使用する製品を寄附する「アルコンケア」の支援によって年間40万人の方々が眼科を受診
- アルコン社員によるボランティア活動デー「Alcon in Action」の初回に4,000名の社員が参加
- 過去5年間におけるアメリカ食品医薬品局(FDA)によるリコール、または、規制当局による重大な発見件数はゼロ
- 拠点の94%がISO14001認証を取得済み
- 2019年にエネルギー使用量削減プログラムを23件完了。その結果、19,000ギガジュール以上のエネルギー削減を達成。また、約3,800トンの二酸化炭素に相当する温室効果ガスの排出を回避
- 2019年に水使用量削減プログラムを12件完了。その結果、75メガリットル分の水使用を削減
- 2万人以上の従業員は多様性に富んでおり、約半数は女性
- 米国では、社員の44%が民族的多様性を自己認識している
- 安全な職場環境を提供し、休業度数災害率(LTIR)は0.10
- 社員の98%以上がコード オブ ビジネス コンダクトの研修を受講完了
- アルコンのサプライヤー向けコード オブ コンダクトには環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する項目が多く定められており、これらには労働者の権利、健康と安全、環境、動物福祉、贈収賄禁止、公正競争、データプライバシー、情報保護、紛争鉱物、マネジメントシステム、貿易制裁などが含まれる
詳細はCRレポート(英語のみ)をご覧ください。