• アルコンのコンタクトレンズ製品のブリスターおよびレンズに含まれるプラスチックと同質量の海洋プラスチックごみを回収する活動をプラスチックバンクとの共同プログラムとして実施
• 「デイリーズ トータル ワン」、「デイリーズ トータル ワン マルチフォーカル 」、「トータル 14」、「トータル 14乱視用」、「プレシジョン ワン」、「プレシジョン ワン 乱視用」が対象（注1）

日本アルコン株式会社 （本社: 東京都港区、代表取締役社長：ステファン・アイゲンマン、以下「日本アルコン」） は、地球と人々のために、より良く、明るく、持続可能な未来の構築に貢献するというコミットメントの一環として、世界の海と水路の浄化を使命とする社会的企業であるプラスチックバンクとのパートナーシップに基づき、日本国内で販売されるアルコンのコンタクトレンズの一部のプラスチック排出量実質ゼロ（注2）を目指すプロジェクトが始動したことをお知らせします。

アルコンとプラスチックバンクは、米国以外で販売される「デイリーズ トータル ワン ^® 」、「デイリーズトータル ワン ^® マルチフォーカル」、「トータル 14 ^® 」、「トータル 14 ^® 乱視用」、「プレシジョン ワン^® 」、「プレシジョン ワン ^® 乱視用」のブリスターおよびレンズに使われているプラスチック1トンにつき、影響を受けやすい沿岸地域から海洋に流出するプラスチック廃棄物1トンを除去する共同オフセットプログラムに取り組んでいます。

日本アルコン 代表取締役社長ステファン・アイゲンマンは次のように述べています。「アルコンでは、顧客や患者様、地域社会の人々の生活がより良く、より明るくなるような持続可能な未来を創造していきたいと考えています。アルコンでは、コンタクトレンズの包装にリサイクル可能なプラスチックや段ボールを使用しています。プラスチックバンクとのパートナーシップにより実現する本プログラムを通じて、日本のコンタクトレンズユーザーの視力に貢献しながら、プラスチックによる影響を軽減できることを喜ばしく思います。」

本施策は、アルコン製品および事業の環境に与える影響の軽減において、アルコンのコミットメントを示すものです。このプログラムは、ビジョンケア業界において、メーカーがプラスチックの影響についての長期的な解決策に取り組む傍らで、短期的に効果を発揮するという点において、広い支持を得ています。この取り組みは、ユーザーによるコンタクトレンズの適切な処分と組み合わせられる ことで、プラスチックの影響を解消する効果を発揮します。

アルコンは、地球環境を大切にしながら、目の健康を通じて人々の生活を改善し、コミュニティに貢献することを目指しています。多様なパートナーと協力し、世界中で質の高い眼科医療へのアクセスを推進することで、人々に素晴らしい視界を提供することを目指しています。アルコンは、より持続可能な製品を開発するとともに、有害物質の排出や廃棄物を削減することで、事業運営上の影響に対応してまいります。

（注1）単回使用視力補正用色付コンタクトレンズ
販売名：プレシジョン 1^® 承認番号：30100BZX00247000
販売名：デイリーズ トータル１^®承認番号：22400BZX00407000
再使用可能な視力補正用色付コンタクトレンズ
販売名：トータル14^®
承認番号：30300BZX00344000

（注2）プラスチックバンクからクレジットを購入することで、プラスチック排出量を実質ゼロにできます。1 クレジットは、水路に到達または流入する可能性のあるプラスチック1トンを回収し、デジタルクーポンに変換することを意味します。アルコンは、プラスチックバンクと提携して、米国以外で販売される「デイリーズ トータル ワン ^® 」、「デイリーズ トータル ワン ^® マルチフォーカル」、「トータル 14 ^® 」、「トータル 14 ^® 乱視用」、「プレシジョン ワン ^® 」、「プレシジョン ワン ^® 乱視用」のブリスターおよびレンズに使われているプラスチックと同じ重量に相当するクレジットを購入しています。

プラスチックバンクについて

プラスチックバンクは再生社会の実現に貢献する社会的企業です。プラスチックバンクは、回収に参加する人々の生活を向上させながら、海洋プラスチックを削減できるよう支援しています。プラスチックバンクは沿岸地域のコミュニティに倫理的なリサイクルの循環を構築し、回収された素材を再加工し、各地の製造業のサプライチェーンに再導入しています。プラスチックの回収に参加する人々は、回収したプラスチックに対して対価を受け取り、食料品、調理用燃料、学費、健康保険など基本的な生活必需品を賄うのに役立てています。プラスチックバンクの認証済みブロックチェーン・プラットフォームは、取引全体を保護するとともに、リアルタイムのデータを可視化することで、透明性、トレーサビリティ（追跡可能性）、スケーラビリティを実現します。回収された素材は、クローズド・ループ・サプライ・チェーンの一部として、製品やパッケージに簡単に再利用できるソーシャル・プラスチックとして生まれ変わります。プラスチックバンクは現在、ハイチ、ブラジル、インドネシア、フィリピン、エジプトで事業を展開しています。詳しくはplasticbank.comをご覧ください。