プレスリリース
~将来の眼科臨床リーダーとなりうる若手医師の育成を支援~
日本アルコン株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長: ジム・マーフィー、以下「アルコン」) は、本日、東京で開催された第72回日本臨床眼科学会共催 日本アルコン株式会社「2018年 Alcon Novartis Hida Memorial Award授賞セミナー」において、2018年「Alcon Novartis Hida Memorial Award」(以下「ANHMA」)の受賞者を発表し、授賞式を執り行いました。今年のANHMAの受賞者は、若林 卓先生(大阪大学 眼科学教室 脳神経感覚器外科学)と橋本 りゅう也先生(東邦大学 医療センター佐倉病院 眼科)に決定しました。
ANHMAは、眼科分野の進歩を奨励・助成すると共に、将来わが国における眼科臨床のリーダーとなりうる眼科医師を育成支援することを目的としたアワードプログラムです。本アワードプログラムは、2005年に「Alcon Japan Clinical Award」として設立されました。その後、初代委員長を務められた故 樋田 哲夫教授(杏林大学)の功績を称え、2008年に「Alcon Japan Hida Memorial Award」に改称し、さらに2013年に「Alcon Novartis Hida Memorial Award」に改め、今年14年目を迎えました。
ANHMAは、40歳以下の日本の医師免許証を有する眼科医師を対象とし、選考は、筑波大学医学医療眼科の大鹿 哲郎 先生を委員長とする6名のClinical Advisory Committeeによって行われます。受賞者2名には、海外眼科フェローシップ プログラムへの参加助成金5万ドルが授与され、しかるべき大学、研究施設あるいはクリニックのフェローシッププログラムに参加します。
(左から)若林 卓 先生、橋本 りゅう也 先生、大鹿 哲郎 先生
今年のANHMAの受賞者2名は以下のとおり、喜びのコメントを寄せています。
大阪大学 眼科学教室 脳神経感覚器外科学 若林 卓(わかばやし たく) 先生
「この度は、Alcon Novartis Hida Memorial Awardを受賞させていただき、ありがとうございます。この賞のおかげで研究に集中することができると思っております。眼科医療・眼科医学の進歩に少しでも貢献できるよう、精一杯努力して参りたいと思います。」
東邦大学 医療センター佐倉病院 眼科 橋本 りゅう也(はしもと りゅうや)先生
「この度は、故樋田哲夫教授のお名前を冠した伝統あるAlcon Novartis Hida Memorial Awardを受賞させていただき、身に余る光栄であり、誠にありがとうございます。網膜硝子体専門医として、この受賞に恥じないように海外でさまざまな経験を通し、少しでも眼科学の発展に貢献できるよう、トライしていきたいと思っております。」
アイケアのリーディングカンパニーであるアルコンは、「より良い視界・視力を通し、患者様の生活の質を向上する」という使命を果たすべく、このアワードプログラムを通じて、若手眼科医の育成を支援し、ひいては患者さんへのより良い治療の一助となることを期待しています。
###
プレスリリースのPDFはこちら(PDF 746KB)
About Alcon
日本アルコン株式会社は、ノバルティスグループのアイケア事業部門を担うアルコンの日本法人で、今年、設立45周年を迎えました。アイケアのリーディングカンパニーであるアルコンは、幅広い製品の提供を通じて人々のより良い視界と生活の改善に寄与することを使命としています。年間2億6千万人以上の白内障、緑内障、角膜疾患や屈折異常に悩む世界中の人々にアルコン製品をご利用いただいておりますが、未だ治療法がない眼疾患もあり、引き続き多くの人たちのアイケアニーズに応えることが求められています。私たちは「アイケアの再創造」をミッションとして、革新的な製品の開発、アイケアの専門家とのパートナーシップや質の高いケアへのアクセスを高めるためのプログラムの提供を行っております。
詳細はwww.alcon.co.jp をご覧ください。