プレスリリース
- 「Alcon Japan Award 2022」の受賞者2名を発表。各受賞者に眼科海外フェローシップ支援プログラムへの参加費用5万ドルを授与
- 日本の眼科臨床の発展を促進するとともに、将来の日本の眼科臨床研究指導者を育成支援するプログラム
- 次回の「Alcon Japan Award 2023」募集期間は2022年7月1日~11月30日。2023年4月に開催される第127回日本眼科学会総会にて結果発表予定
日本アルコン株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長:リック・コズロスキー、以下「日本アルコン」) は、今年で17回目を迎える眼科海外フェローシップ支援プログラム「Alcon Japan Award 2022」(アルコン ジャパン アワード 2022)の受賞者を、本日、第126回日本眼科学会総会(開催地:大阪)での「Alcon Japan Award 2022 授賞セミナー」にて発表しました。クリニカル アドバイザリー コミッティ―(委員長:筑波大学 眼科 教授 大鹿 哲郎 先生)による選考の結果、今年は、信州大学 眼科学教室の柿原 伸次(かきはら しんじ)先生と、大阪大学 眼科学教室 脳神経感覚器外科学(眼科学)の白木 暢彦(しらき のぶひこ)先生が受賞されました。
本プログラムは、日本の眼科臨床の発展を促進するとともに、将来の日本の眼科臨床研究指導者を育成支援することを目的としており、受賞者2 名には眼科海外フェローシップ支援プログラムへの参加費用としてそれぞれに5万ドルが授与されます。留学先は今後、受賞者の先生方が各自決定されます。
受賞者2名は、今回の受賞について以下のとおり述べています。
信州大学 眼科学教室
柿原 伸次(かきはら しんじ)先生
「この度は、伝統あるAlcon Japan Awardを頂戴し、身が引き締まる思いです。ご指導いただいた先生方をはじめ、支えていただいた皆様に深く感謝いたします。現在、留学先を検討しているところですが、いただいた海外留学の機会を活かし、日本の眼科のさらなる発展に貢献できるよう全力を尽くす所存です」
大阪大学 眼科学教室 脳神経感覚器外科学(眼科学)
白木 暢彦(しらき のぶひこ)先生
「Alcon Japan Awardという素晴らしい賞をいただき光栄に存じます。これも今まで御指導賜りました皆様のおかげと考えております。留学を通して臨床・基礎の知見をさらに深め、眼科の発展に寄与できる医師となれるよう、精一杯頑張りたいと考えております」
日本アルコンの代表取締役社長であるリック・コズロスキーは次のとおり述べています。「このたび受賞された柿原先生と白木先生にお祝い申し上げるとともに、海外フェローシップのご経験が実りあるものとなることを心より祈念しております。また、本プログラムを通じて、当社が日本の眼科臨床分野の進歩、そして、臨床研究指導者となりうる眼科医師の育成に貢献できることを大変嬉しく思います」
また本日、「Alcon Japan Award 2023」の応募受付を2022年7月1日~11月30日に行い、結果発表を2023年4月の第127回日本眼科学会総会にて行うことが併せて告知されました。
「Alcon Japan Award」は、2005年に「Alcon Japan Clinical Award」として設立され、2008年に、初代委員長を務められた故 樋田 哲夫 教授(杏林大学)の功績を称え、「Alcon Japan Hida Memorial Award」に改称しました。その後も、改称を重ね、昨年「Alcon Japan Award」として新たなスタートを切りました。これまでに受賞した眼科医は計34名です(今回の受賞者を含む)。
本プログラムの詳細は日本アルコンのウェブサイト(www.alcon.co.jp)をご覧ください。
Alcon Japan Awardの名称の変遷
年 | 名称 |
2005年~2007年 | Alcon Japan Clinical Award |
2008年~2012年 | Alcon Japan Hida Memorial Award |
2013年~2018年 | Alcon Novartis Hida Memorial Award |
2019年 | Alcon Japan Hida Memorial Award |
2021年※ | Alcon Japan Award |