日本アルコン 東京テクニカルセンターで「Alcon Family Day」を開催しました

2024年８月31日（土）、日本アルコン　東京テクニカルセンター（東京都江東区）にて「Alcon Family Day」を開催しました。

東京テクニカルセンターは日本アルコンの製造販売業の拠点であり、技術サービスや品質保証に関わる約50名の従業員が勤務しています。

同拠点には、オフィススペースだけでなく、医薬品の理化学試験および医療器機の整備や修理のための施設が併設されています。
普段は従業員以外入ることのできないラボでの仕事や、品質保証の仕事を一部体験できるということで、従業員の家族のほか、本社など他拠点勤務の従業員も次々に訪れ、大きな賑わいを見せました。

品質保証本部の仕事の体験としては、実体顕微鏡でコンタクトレンズを観察し、品質を確認するお仕事体験コーナーが設けられ、実際にあった事例も踏まえながら、報告書の作成を体験しました（写真左）。体験の終了後には、お給料に見立てた、お菓子のお土産も配布されました（写真右）。

技術部の仕事体験としては、本物のレーザーによる手術器機の操作体験も行われました（写真左）。どのようにレーザーが患部に届くのか、また器機の裏側の仕組みなど、技術部のプロフェッショナルによる解説に沢山の質問が飛び交いました（写真右）。

別のフロアでは、３Dビジュアルシステムを実際に体験いただきました（写真左）その横には精密機械を分解して展示するコーナーも設けられました（写真右）。

身近なモノを通じて科学に触れるコーナーも設置されました。
シャボン玉、スライム、そしてアルコンの一日使い捨てコンタクトレンズ原料に使用されているPVA（ポリビニルアルコール）を添加して粘稠度を増加させたシャボン玉づくりを通じて、PVAの機能を学びます。PVAを追加することで触っても簡単には割れないシャボン玉が完成し、特に小さなお子さんたちには大好評でした。（写真左・中央）

PVAとホウ砂で作ったスライムには、各々好きな色を付けた後、砂鉄を混ぜれば磁石の力で動くスライムの完成！（写真右）参加者の皆さんは、嬉しそうにご自宅に持ち帰っていました。

職場体験の後は、軽食やドリンクを囲みながらのリラックスタイムです。
普段は会議室として使用されている部屋が、この日だけは縁日風にアレンジされ、クイズやゲーム、かき氷や射的など、夏の風物詩を参加者の皆さんと楽しみました。

① 2種類のジュースを飲み比べてどっちが高級品かを当てるゲーム
② お絵描きゲームでは、参加者の皆さんの絵心に思わずにっこり
③ 同僚同士のお子さんたちの成長ぶりに思わずびっくりする場面も
④ 目隠しをして、箱の中に手を入れ、何を触ったかを当てるゲームも大人気。「面白いからもう一回！」
⑤ かき氷は、シロップかけ放題＆組み合わせも自由！お子さんたちは大喜び
⑥ 射的は的に当てるとお菓子がもらえるおまけ付で、お子さんに交じって大人たちも真剣勝負

まるで自宅のリビングのような雰囲気で、「大家族」のような団らんを楽しみました。

＜企画担当からのコメント＞
品質保証本部　上田さん
たくさんの同僚の家族の皆さんとお会いし、みなさんのご家族が会社でどのような仕事をしているのか知っていただくことができたと思います。また自分の家族にも同僚を紹介することもできました。家族の理解や応援は、働くモチベーションや働きやすい環境に繋がっていくと感じました。

品質保証本部　安全管理部　弘内さん
年長の子供を連れて参加しました。当日は、東陽町のボランティアの皆さんが暖かく迎えてくださったおかげで、子供の緊張もすぐほぐれ、事前に入念に準備いただいた盛りだくさんの催し物を存分に楽しみ満喫していました。また、顕微鏡などの操作も子供のペースに合わせて説明してくださり、時間の限り夢中で取り組んでいました。私自身もとても勉強になりました。日頃は、「目の会社」と言いながらパソコン作業ばかりの母の仕事の先に、確かにコンタクトレンズや眼科手術機器等があって、それらを調べたりする仕事があることが理解できたようです。皆さんのホスピタリティに感謝・感動です！

品質保証本部　矢崎さん
ファミリーデーは、「私たち社員一人一人には、それぞれ支えたい、そして支えられている家族がいる」ということを改めて目の当たりにする貴重な機会となりました。　会社員は、「会社に出かけて帰宅する」という姿しかご家族に知られていないケースも多いと思います。毎日家を出てから、どこで誰とどのように過ごし、そして「目」を通じてどのように社会に日々貢献しているのか、じっくり多方面から感じていただく貴重な機会になったと確信しています。昨年以上の盛り上がりを見せた今年のイベントでしたが、来年はさらにホスピタリティに磨きをかけて多くの方をお迎えし、日頃の感謝を伝える機会にできればと思います。

日本アルコンではこれからもお互いに気遣い合い、人財を大切にする風土・文化を構築しつつ、より多くの方に素晴らしい視界を届けてまいります。

*組織名や役職名はイベント開催日時点のものです