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ストーリーズ

アルコンは75周年を迎えました

アルコンが1947年5月16日に米国テキサス州フォートワースでスペシャリティ医薬品の製造を開始してから、今年(2022年)で75年が経ちました。

「人々に素晴らしい視界がもたらされるよう貢献する」というパーパス(存在意義)は創業時から今まで一貫しており、画期的な眼科イノベーションによる業界初の製品、眼科専門家とその患者さんへの継続的なサポート、より多くの人々が眼科治療を受けられるようにするための取り組みなど、アイケアのグローバルリーダーとしての責務を果たしてきました。

現在、アルコンはスイスのジュネーブにグローバル本社を置き、眼科手術関連製品を取り扱う「サージカルフランチャイズ」とコンタクトレンズやレンズケア製品等を扱う「ビジョンケア フランチャイズ」の2事業を展開しています。

アルコンCEOのデイビッド・エンディコットは75周年に際し、このように述べています。「アルコン(Alcon)という社名は、創業者のロバート・アレクサンダー(Robert Alexander)とウィリアム・コナー(William Conner)のそれぞれの名前の頭文字『AL』と『CON』を組み合わせたものです。彼らが始めた一軒の小さな薬局が、アイケア業界の発展に寄与し、今日のアイケアのグローバルリーダーへと成長するとは誰も予想できなかったでしょう」

さらに、「私たちアルコンは、75年前に築いた基盤を忠実に守りながら、業界リーダーとしての役割を担ってきました。それは、アイケア専門家からいただいた重要なインサイトを基に、アイケアのアンメットニーズに取り組むこと、また、より多くの人々が眼科治療を受けられるようにすることです。これまで積み上げてきた歴史は、アルコンの輝かしい未来を実現させるための自信となります」、と述べています。

アルコンは数々のイノベーションを生み出し、業界をけん引してきました。例えば、ワンプッシュで適切な量を点眼できる点眼ボトル「Droptainer®」。これはアルコンが1953年に初めて導入し、今では標準となっています。1990年には、定期交換型のソフトコンタクトレンズ「フォーカス®*」を発売。1994年には世界で初めて、アクリル製の折り畳み式白内障治療用眼内レンズ「アクリソフ®」の承認を取得しました。これ以降もアルコンは、視力矯正と回復のための製品とサービスを提供し続けてきました。2018年以降、50以上の製品を上市し、現在、100以上のパイプライン製品があります。

また、アルコンは、世界中で質の高い眼科医療を提供し、アクセスを拡大することで、人々に素晴らしい視界がもたらされるよう努めています。例えば、

  • アルコンは、白内障治療の標準的な手術方式「超音波乳化吸引術」の普及に努めています。超音波乳化吸引術は、超音波を用いて濁った水晶体を砕き吸引するもので、従来よりも切開創が小さく、患者さんへの負担が軽減されます。この術式を普及させるために、アルコンは低・中所得国で眼科手術を行う医師を支援するプログラムを実施しています。14年前に開始して以来、本プログラムのトレーニングを受けた約5,500人の眼科医によって750万件以上の白内障手術が行われました
  • 「アルコンケア プロジェクト100」(Alcon Cares Project 100)は、白内障による失明を減らすために、白内障手術機器を寄贈し、眼科医の研修を加速することで、世界の眼科医療に恵まれない国や地域の患者さんの治療を支援しています
  • アルコン財団(Alcon Foundation)は、パートナー団体や組織を通じて、質の高い眼科医療に、より多くの人がアクセスできるようにするために金銭的な寄附を行っています。過去10年間で、アルコン財団は4,200万ドルを寄附し、アルコンケア(Alcon Care)は6,500以上のメディカルミッションに合計5億4,300万ドル相当の製品寄附を行いました

過去70年の間にアイケア業界は大きく変化しましたが、アルコンが掲げる「人々に素晴らしい視界がもたらされるよう貢献する」というコミットメントは揺らぐことはありません。そして、眼科業界は日々進化するニーズに対応していますが、アルコンはその舵を取り、明日のニーズに備えることに努めています。

*現在は販売しておりません。

JP-SG-2200014