ストーリーズ
メディカルミッションプログラム
活動報告: タンザニア
NPO法人 日本タンザニア眼科医療支援チーム
第15回 タンザニア眼科支援活動
活動内容
実施地
タンザニア連合共和国 国立ムヒンビリ大学病院
実施期間
2019年6月16日~6月19日
治療実績
治療患者数:40眼(白内障)
今回の成果
昨年同様、タンザニアの国立ムヒンビリ大学病院(MUHAS)に訪問し、小嶋記念病院(愛知県)副院長の小嶋義久先生、眼科三宅病院(名古屋市)副院長の浅見哲先生らと共に、眼科健診と白内障手術を実施しました。
Kinyerezi村の診療所へも訪問し、2度目となる眼科健診を行いました。MUHASの外に出て患者さんの生活に近い場所での活動は大きな学びとなりました。昨年の経験から、日本で老眼鏡、近視用メガネを集めて持参しました。適切な視力改善が得られる人たちへ寄贈したところ大変喜ばれました。
今年も様々な眼科医療機器、医薬品を寄贈し、MUHASのDirectorより感謝の言葉をいただきました。在タンザニア日本大使館の吉田大使のお力添えで、我々が11年間タンザニアの医療に貢献してきたことを是非タンザニア国民にも知ってもらいたいとの事で、現地タンザニアのマスコミに声をかけていただき、TV、新聞社、ラジオなどの取材を受けました。メディアを通じてタンザニアで我々の活動を知ってもらうことができました。
現在までのタンザニアでの活動を通じ、日本チームへの信頼感が高まったせいか、年々難しい症例が増えてきています。いつも何より嬉しいのは、術後診察の際に患者さんたちが見せてくれる笑顔です。タンザニアの患者さんの視力回復に貢献できたことを実感しており今後への意欲がわきます。
今後も一人でも多くの中途失明者が視力を取り戻してくれれば良いと考えております。
NPO法人タンザニア眼科支援チーム 理事長
山﨑眼科 院長
山﨑 俊
タンザニア連合共和国
- 公用語:スワヒリ語(国語)、英語(公用語)
- 首都 :ドドマ
- 面積 :94.5万平方キロメートル(日本の約2.5倍)
- 人口 :5,557万人
- 通貨 :タンザニア・シリング(T.shs)